山から土を採取します。霜などで浮き上がった土が無病で最適です。乾燥させ、3〜5ミリのふるいにかけます。 (10アール当たり80リットルを目安に) |
タチがーレエース粉剤を、床土に均一にを混ぜます。 (一箱当たり6〜8g) |
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土は山から採取しないで、農協から購入する農家もあります。 | 育苗箱に土をいれます。育苗箱は前年の分は水洗いし、消毒しておく。(イチバン500〜1000倍液) | ||||
土の深さを、金具で調節します。 | 表面を、板で押しで平らにします。 | 表面を、板で押しで平らにします。これで土作りは終わりです。 | |||
塩水選 うるち米の場合、比重1.13くらいの塩水を用意する。 水10リットルに塩2.1キログラムが目安。 比重液に沈んだ、充実したものを種子に利用する。 塩水選後は、種子をよく水洗いする。 |
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次はもみ(種モミ)の準備です。桶を用意します。 | 食塩を用意します。 | ||||
たまごが浮き上がる位の、比重塩水を作ります。 写真を撮りそこなったので、この写真でご勘弁を・ |
種モミをこの塩水に入れます。 | 浮き上がったモミは取り除きます。 | |||
種子の消毒 スミチオン乳剤20CC,(イネシンガレセンチュウの防除)を用意 モミガードC水和剤100g (いもち病、ばか苗病、ごま葉枯病、苗立枯病、もみ枯細菌病の予防)を用意。 これを水20リットルに混合、種子を24時間浸漬。 この後は水洗いしない。 |
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よく水洗いした後、ザルにとりあげます。 | 陰干しのあと、モミを消毒します。 | ||||
スミチオン乳剤 | モミガード | 混 合 | |||
陰干し | |||||
浸種 芽そろいをよくする為、全体の80パーセントを鳩胸状態で水に漬ける。 | 水温15度で、7日間位で芽の長さ、0.5〜1ミリになり、苗床に植える準備が終わります。 |
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催芽もみの重さ、180gを一箱にまく。 | たっぷり水をかける(苗立枯病防除を兼ねても良い) | 覆土 もみが隠れる程度に(一箱当たり1リットル程度) | |||
余分な土を金具で、除く。 | 寒冷紗のアルミシートで保護 | ||||
発 芽 | 苗が大きくなつたら、シートを大きくする | ||||
シートで日光の調節をします。 | |||||
ラブシートで日当たりの調節もする。 | 5センチ位になったら、外気にさらす。 | 苗丈が15センチになったら、田植えをします。 | |||
田植え前に、肥料を与えます。 | 苗床より田んぼのあぜ道へ、運びます。 | 整 地 | |||
苗の積み込み | 見ているだけです。 | ||||
田植え 昔の苦労はありません。 | 4角と、残り条数を計算して上手に植えます。 | ||||
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補植 足をとられて転ばないでね。 | 肥料も、あぜから散布します。 | |||
ジャンボたにし(食用の養殖が繁殖、苗の新芽を食べます) | ジャンボたにしの卵(苗が大きくなったら、今度は雑草を食べてくれます) | 分株(稲穂の数が決まる重要な時期です) | |||
分 株 | 出穂です。 | 稲の花です。 風で受粉します。 | |||
航空防除(共同で空中散布します。 | 我が家は、航空防除はやってません。 | 無人ヘリでも、散布しています。 | |||
分 株 株の数が増える大事な時期です。 | |||||
操縦もすごく上手です。 | この頃、分株も重要な時期です。 | ||||
すずめの害です。米のやわらかい時食べます。 | |||||
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すずめ脅しです。キラキラ光ります。近頃かかしはあまり見掛けません。 | |||||
トビイロウンカ イネにとって最大の害虫がこの虫です。過去の大飢饉の原因にもなった虫で、大発生すると田が全滅することもあります。中国・東南アジアから飛来してくる虫で、運良く日本にたどり着いた成虫は続々と子供を産みだし、猛烈に増殖します。体長は5ミリぐらいでセミの仲間(半翅目)です。こいつも越冬することができず、冬には全滅してしまいます。 |
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ある日突然、ミステリーサークルが出来ます。 | 一晩で広がります。 | ||||
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の通りです。 | コンバインです。昔の重労働はありません。 | 農家の人は見ているだけです。 | |||
掛け乾し用小型稲刈り機で、機械がくくってくれます。 | 掛け乾しです。 | 家族そろって脱穀です。 | |||
乾燥場です。 | もみ擦り機 | 湿田用の鉄車輪です。 |